English

News Release

HSP70由来のマルチHLA反応性エピトープペプチドの同定に関する論文掲載のお知らせ

HSP70(Heat Shock Protein 70)は肝細胞癌(HCC)をはじめ多くの癌種で高発現していることが知られています。本論文では、NECのMHC結合ペプチド予測システムにより、29個のHSP70由来の9残基ペプチドがマルチHLAクラスI結合ペプチドとして選定され、そのうち6個のペプチドが実際にHLA-A*24:02、02:01、02:06に結合することが高知大学で行われた結合アッセイで確認されました。最後に、山口大学で行われたHCC患者の血液を用いたex vivoテストで、これらの複数のHLA型に対して抗腫瘍活性を持つCTLを誘導するペプチドが同定されました。このペプチドは他のHLA結合ペプチドよりも結合活性が低い傾向にありながら抗腫瘍活性を持つものであり、いわゆるCrypticペプチドであることが指摘されています。なお、このペプチドはCYT001で使用されています。
Reference:
Matsui H. et al, Identification of a Promiscuous Epitope Peptide Derived from HSP70, Immunother, 2019, 42(7): 244-250
DOI:10.1097/CJI.0000000000000274 (https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31398179)

PAGETOP