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News Release

米国癌学会(AACR)年会でYCP02試験の中間解析結果を発表

特定臨床研究「根治切除可能肝細胞癌(HCC)に対する周術期補助療法としてのHSP70由来ペプチド+GPC3由来ペプチド+IMP321+Hiltonolを用いた複合免疫療法の第I相臨床試験」(YCP02試験、山口大学医学部)の中間解析結果がAACR(American Association for Cancer Research) Virtual Annual Meeting 2020 (6月22日-24日)でポスター発表されました。
CYT001の術前投与を受けた9症例の手術組織を用いた病理学的解析及び免疫学的解析の結果が報告されました。病理組織評価により、9症例中6症例(Hotな症例)で、腫瘍細胞壊死と腫瘍部へのリンパ球浸潤が確認され、更にそのうちの2症例では、投与前後のCT画像からもワクチン投与による変化が確認されました。残りの3症例(Coldな症例)ではそのような変化は確認されませんでした。また、マスサイメトリ(CyTOF)を用いた浸潤リンパ球の解析で、PD-1, TIGIT, CD39といった重要なマーカーが陽性のCD8+ T細胞の頻度がHotな症例群で有意に高いことが確認され、CYT001と抗PD-1抗体との併用により治療効果の向上が期待されることなどが報告されました。
YCP02試験の患者登録は2020年9月末または予定の20症例登録まで続けられる予定です。
タイトルと著者:
Title: Immunological and histopathological tumor responses of a novel neoadjuvant peptide vaccine (CYT001) targeting HSP70 and GPC3 antigens in patients with resectable HCC
Authors: Masao Nakajima1, Shoichi Hazama1, Koji Tamada1, Keiko Udaka2, Shun Doi3, Michiie Sakamoto4, Akira Saito5, Shiro Akinaga6, Hiroto Matsui1, Yoshitaro Shindo1, Satoshi Matsukuma1, Yukio Tokumitsu1, Shinobu Tomochika1, Michihisa Iida1, Shin Yoshida1, Ryouichi Tsunedomi1, Yuki Nakagami1, Nobuaki Suzuki1, Shigeru Takeda1, Naoya Kato7, Hiroaki Nagano1
  1. Yamaguchi University, Ube, Yamaguchi, Japan
  2. Kochi University, Nangoku, Kochi, Japan
  3. CYTLIMIC Inc., Shinagawa, Tokyo, Japan
  4. Keio University, Shinjukuku, Tokyo, Japan
  5. Tokyo Medical University, Shinjukuku, Tokyo, Japan
  6. AccuRna Incorporation, Bunkyoku, Tokyo, Japan
  7. Chiba Yuniversity, Chuoku, Chiba, Japan
 

YCP02試験:根治切除可能肝細胞癌(HCC)に対する周術期補助療法としてのHSP70由来ペプチド+GPC3由来ペプチド+IMP321+Hiltonolを用いた複合免疫療法の第I相臨床試験、jRCT登録 (https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs061180033)

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